「姿勢が悪いから腰が痛い」
そう言われたことはありませんか?
実は、姿勢と腰痛はとても深く関係しています。
その中で、姿勢を見るときの基本的な考え方として
「背骨のカーブ(反り・丸まり)」 があります。
ケンダルが示した「背骨の弯曲特性」とは?
姿勢評価の考え方のひとつに、
横から見たときの背骨のカーブに注目する方法があります。
本来、背骨は
- 首:ゆるやかな反り
- 背中:ゆるやかな丸み
- 腰:ゆるやかな反り
という自然なカーブを持っています。
このカーブが崩れると、
- 反り腰
- 猫背
- 平背(背骨がまっすぐすぎる状態)
といった姿勢になり、
腰に負担がかかりやすくなると考えられています。
この考え方は、
**腰痛を考えるうえでの大切な「入り口」**になります。

でも実は、それだけでは姿勢は見きれません
ここが、とても大切なポイントです。
姿勢は、
横から見ただけでは本当の問題が見えないことが多い
のです。
なぜなら、私たちの体は
前後・左右・ひねり
すべてを使って立ち、動いているからです。
本来の姿勢評価は「3D」で見る必要があります
当院では、姿勢を
立体(3D)で捉えることを大切にしています。
具体的には、次のような点を見ています。
● 正面から見るポイント(前額面)
- 体重がどちらに多く乗っているか(重心の偏り)
- 肩や骨盤の高さに左右差がないか
- お尻の高さが左右で違っていないか
(筋肉の使い方の差)
など
● 横から見るポイント(矢状面)
- 骨盤が前に傾きすぎていないか、後ろに倒れすぎていないか
- 背骨のカーブが強すぎないか、弱すぎないか
- 足首から垂直に伸ばした線に対して、体がどの位置にあるか
など
● 上から見たときのねじれ(水平面)
- 体幹がどちらかにねじれたまま立っていないか
- 下半身が外向き・内向きにズレていないか
- 歩くときに左右で回旋のクセが出ていないか
など
腰痛は「腰だけの問題」ではありません
例えば、
- 体重がいつも片側に乗っている
- 骨盤が左右で違う高さになっている
- 体幹がねじれたまま動いている
こうした状態が続くと、
腰はバランスを取るために常に頑張り続けることになります。
その結果、
- 同じ側の腰が痛くなる
- 朝起きると腰が固まる
- 立ち上がりや歩きで痛みが出る
といった症状につながっていきます。
だからこそ「姿勢を整える」とは?
姿勢を整えるというのは、
❌ 背筋を伸ばすこと
❌ 良い姿勢を我慢してキープすること
ではありません。
✔ 体重が自然に真ん中に乗る
✔ 無理なく立てる
✔ 動いたときも崩れにくい
「楽に保てる姿勢」を作ることが大切です。
最後に|腰痛を繰り返さないために
腰痛を繰り返している方ほど、
つい「腰」だけに目が向いてしまいがちです。
でも本当は、
姿勢・重心・ねじれ・体の使い方
これらすべてが関係しています。
もし、
- 何度も腰痛を繰り返している
- 「姿勢が気になる」と言われたことがある
そんな心当たりがある方は、
ぜひ一度ご相談ください。
当院では、
人それぞれ異なる姿勢や体の使い方を丁寧に評価し、
あなたのお悩みの解決を一緒に進めていきます。
