「整形外科でレントゲンを撮っても異常なしと言われた」
「マッサージに行くと一時的に楽になるけれど、翌朝にはまた元通り」
「ストレッチを毎日やっているのに、股関節の硬さが全然改善しない」
そんなお悩みをお持ちの方が、毎月たくさんいらっしゃいます。
今回は腰痛と股関節の硬さの本当の原因と、
なぜ一般的な施術で改善しないのかを正直にお伝えします。
腰痛と股関節の硬さは、なぜセットで起きるのか
多くの方が見落としているのが、
腰と股関節は機能的に一体として動いているという事実です。
医学的には「腰椎−骨盤リズム」「骨盤−大腿リズム」と呼ばれるメカニズムで、
この三者のバランスが崩れると、どちらか一方だけを治療しても、
問題が繰り返されます。
股関節が硬くなると、腰が代わりに動きすぎる
股関節の可動域が低下すると、
前かがみや立ち上がりの際に足りない動きを腰(腰椎)が代償します。
腰椎は本来、ねじりや大きな屈曲が得意な関節ではありません。
その負担が積み重なった結果として、腰痛が生まれます。
つまり、「腰が痛い=腰が問題」ではなく、
股関節の機能不全が腰に痛みを生み出しているケースが非常に多いのです。
ここを見誤ると、腰だけを施術し続けても根本は変わりません。
1
深部安定筋の不活性化
多裂筋・横隔膜・骨盤底筋群・腹筋群の機能低下が、体幹の安定性を失わせ、腰椎への集中荷重を引き起こします。
2
骨盤の歪みと非対称
左右の股関節の動きに差が生じると、骨盤が傾き、脊椎と合わせて姿勢が乱れます。
3
股関節周囲筋の短縮
股関節周囲の筋(腸腰筋・梨状筋・大腿筋膜張筋)が硬くなると骨盤が前傾し、腰椎への負荷が増大します。
「ほぐすだけ」「引っ張るだけ」では変わらない理由
マッサージや整体を繰り返しても、
「施術後は楽だが1〜2日で戻る」という経験はありませんか?
これは緊張を緩めるだけで、正しい運動の仕方を変えていないからです。
✦ 根本改善に必要な3つのアプローチ
- 原因を見つける
体の動きや姿勢を確認し、どこに負担がかかり、なぜ痛みが出ているのか原因を見つけます。 - 体を整える
硬くなった関節や筋肉を整え、本来の動きを取り戻していきます。 - 正しい使い方を覚える
脳が「正しい動き」を覚え直す運動やセルフケアの指導
当院で施術の効果を実感していただいている理由は、この3つのステップにあります。
症状を一時的に和らげることと、再発しない身体をつくることは、実はまったく違うアプローチなのです。
まとめ
腰痛や股関節の硬さは、多くの場合身体の連動の崩れから起きています。
そのため、
腰だけをほぐしたり、股関節だけをストレッチしても、
根本的には変わらないケースが少なくありません。
腰痛や股関節の硬さでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
