こんにちは!整体サロン澪-mio-の赤塚です。熱帯夜で寝苦しい夜が続くと、体の緊張が抜けにくくなり、肩こりや腰痛が悪化しやすくなります。今回は睡眠不足と自律神経の関係を解説します。
整体サロン澪-mio-(墨田区錦糸町)は両国・押上・亀戸・住吉・清澄白河・大島・菊川など、周辺エリアから多くの方にご来院いただいています。当院では慢性腰痛・肩こり・坐骨神経痛・姿勢の乱れといったお悩みに対して、身体全体を評価したうえで、根本改善を目指す施術を行っています。

夏に睡眠不足が起こりやすい理由
先週も冷房と腰痛との関係性について書かせていただきましたが、夏は気温・湿度の高さに加えて、日照時間の長さや冷房による寝具内外の温度差など、睡眠を妨げる要因が重なりやすい季節です。寝つきが悪い、夜中に目が覚める、朝起きても疲れが取れていない、といった状態が続くと、体を回復させる時間そのものが不足してしまいます。
睡眠不足が自律神経に与える影響
睡眠は、日中に働き続けた交感神経を休め、回復を担う副交感神経に切り替えるための大切な時間です。睡眠が不足すると、この切り替えがうまくいかず、体が休まらないまま朝を迎えることになります。実際、24時間の断眠によって交感神経の活動が明確に高まることが、心拍変動を用いた研究のメタ分析でも報告されています。
参考文献:Xue et al., “Effects of sleep deprivation on heart rate variability: a systematic review and meta-analysis,” Frontiers in Neurology, 2025.
交感神経が優位になり続ける状態
本来であれば夜間に落ち着くはずの交感神経が高い状態のまま続くと、血管や筋肉は緊張したままになりやすく、体をこわばらせる方向に働き続けてしまいます。
回復のための副交感神経の働きの低下
副交感神経がしっかり働く時間が短くなると、疲労物質の回収や筋肉の緊張のリセットが追いつかなくなります。これが「寝ても疲れが取れない」という感覚につながります。
自律神経の乱れが体の痛みにつながる仕組み
交感神経が優位な状態が長引くと、筋肉の緊張がゆるみにくくなり、血流も滞りがちになります。特に肩や腰まわりの筋肉は日常的に負荷がかかりやすい部位のため、自律神経の乱れが体の痛みとして表に出やすい傾向があります。
質の良い睡眠のためにできること
- 室温を26〜28度に保つ — 冷やしすぎず、寝苦しさを感じない範囲に調整する(厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」)
- 就寝前のスマホ・強い光を控える — 交神経を刺激しやすいため、就寝30分前を目安に距離を置く
- 寝る前に軽く体を緩める — 深呼吸やゆっくりしたストレッチで副交感神経への切り替えを促す
数週間続く不調は要注意
睡眠環境を整えても寝苦しさや体の重さが数週間単位で続く場合は、単なる寝不足ではなく、日頃の姿勢のクセや筋肉の緊張が積み重なっているサインであることもあります。気になる場合は一度体の状態を評価することをおすすめします。
よくある質問
Q. 夏に眠りが浅くなるのはなぜですか?
気温・湿度の高さや冷房による寝具内外の温度差など、睡眠を妨げる要因が重なりやすいためです。
Q. 睡眠不足と自律神経の乱れは関係がありますか?
はい。睡眠中に交感神経から副交感神経への切り替えが行われるため、睡眠不足はこの切り替えを妨げます。
Q. 寝不足が続くと体の痛みは悪化しますか?
交感神経が優位な状態が続くと筋肉の緊張が抜けにくくなり、肩こりや腰痛が出やすくなる場合があります。
Q. 快眠のために室温は何度がいいですか?
26〜28度を目安に、冷やしすぎない範囲で調整するのがおすすめです。
Q. 自律神経を整えるために日中できることはありますか?
日中に軽く体を動かして活動と休息のメリハリをつけることが、夜の切り替えを助けます。
まとめ
夏の睡眠不足は、自律神経の切り替えを妨げ、筋肉の緊張が抜けにくい状態を招きます。室温調整や就寝前の過ごし方を見直すだけでも変化を感じやすくなりますが、不調が数週間続く場合は体の状態を一度確認することをおすすめします。起きてもすっきりしない、肩こり・腰痛がでる、寝ている姿勢が反ってたり、丸まったりしているなどあればお気軽にご相談ください。
